スタートとなった代々木公演の路上ライブの観客は数十人。
しかし、その6年後の2014年3月には、夢だった国立競技場公演に
2日で11万人を動員した「ももいろクローバーZ」。
驚異的な成長を見せたこのアイドルグループを育て上げた
チーフマネジャーの川上アキラ氏が、結成からこれまでの歩みを明かす。
「お前の歌とダンスは本当にここまで届くのか!」と
高城れにを横浜アリーナの客席最上段まで引っ張り上げ、
有安杏果には事務所の後輩とユニットを組ませてプレッシャーをかける。
最年少の佐々木彩夏が年上のメンバーたちに食ってかかる姿を静かに見守り、
決まっていた玉井詩織の移籍を「グループに絶対必要」と阻止。
そして再三拒否をした百田夏菜子をリーダーに指名…。
ムチャブリの裏にあった川上氏のマネジメント哲学と、
メンバーとの闘いの歴史をひも解いた“知られざるももクロ”が満載。
さらに、川上氏とももクロのメンバーが1対1で対峙する
『日経エンタテインメント!』好評の連載「ももクロ61分3本勝負」も
大幅に加筆して収録。国立競技場公演を超えたメンバーと
今後の夢を語る座談会も新たに収める。
●目次 【巻頭】路上から国立競技場まで~写真で振り返る2129日
【PART1】独白:ももクロに伝えたこと、ももクロから教わったこと
…6年の歴史とともに知る最強アイドルを作ったマネジメント哲学
・「芸能界は平等じゃない」…“非A級”が集まった「ももいろクローバー」
・「“できない”と言わないアイドルを作る」…ワゴンで日本一周ヤマダ電機ツアー
・「辞める人よりも残るメンバーに注目を」…「Z」改名の裏側
・「考えるタレントを育てたい」…FCイベントをメンバーがプロデュース
・「僕はアイドルが“最強”だと思うんです」…ももクロから学んだこと
【PART2】対談:ももクロvs.川上アキラ61分3本勝負!
…胸に秘めた思いを赤裸々に、メンバーと川上氏が1対1で対決
・高城れに「昔は『アイドルなのに…』って悩むことばかりでした」
・有安杏果「加入時は1曲しか踊れず、握手を拒否されたことも…」
・佐々木彩夏「私、今まで川上さんに怒られた記憶がないんですよ」
・玉井詩織「あかりんが辞めたとき、自分に何ができるか考えました」
・百田夏菜子「リーダーになるのがイヤで初めて反抗期が来ました」
※日経エンタテインメント!連載「ももクロ61分3本勝負」を大幅加筆・修正
【PART3】座談会:5+1人で語る「国立競技場の向こう側」
…ももいろクローバーZvs.川上アキラ 語り下し座談会 ほか
□ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと:Amazon.co.jp
発表時は仮タイトル「ももクロ流 最強アイドルを育てたマネジメントの秘密(仮)」でしたが
「ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと」に正式決定となり
表紙デザインが公開されました。
この表紙写真は今年の24時間いただきますっTVUstream放送中に撮影されたもの。
ソロショットもあわせて掲載されると思われます。
以前にも紹介しましたが、日経エンタテインメント連載中の
「ももクロ61分3本勝負」は川上氏とメンバーの対談が進むうちに
初出のエピソード話が出ることもある、隠れた(?)情報元でもありますw
こちらがまとめて読むことができるだけでも充分お得。
「ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと」は6月18日発売です。
(´・ω・`)ノ
ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと
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川上アキラ(ももいろクローバーZチーフマネジャー)
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コメント
コメント一覧 (15)
すごいな
っていうけど結成当時の見ると美少女過ぎるんだが
→確かに天かすをやってからももかは変わった
理事長のお気に入りメンバーにちなんで、和をモチーフとすることをコンセプトに決めたのに肝心の本人はグループを去り、他のメンバーも将来を期待されていた者はどんどん脱退。
残ったのはリーダーを任せられない最年長者(れにちゃん)と、リストラ寸前のポンコツ(夏菜子・しおりん)、
そして、そのメンバーを束ねるのは、売れっ子女優の担当を外されて窓際に追いやられたマネージャー。
悲しいくらいに非A級だと思うけど。。。
この本、早く読みたいです。
どれだけ多くのタレントを抱えていることか
ユニットに選ばれただけでも充分優遇されている
そういう風に語れる楽しさがあるのは確かだけど。
まっともかく僕もこの本すごい楽しみです。
なんの取り柄もないない子達が・・というシンデレラストーリーの方がね
芸能人の芸歴が語られる際
極々一部の最初からスターという特殊な人を除き
大抵は何者でもない人たちが紆余曲折へて現在があると語られる
誰でも最初は非A級だけど
チャンスが与えられるだけA級だとも言えるという視点の違いだね
あの北川景子ですら沢尻がコケるまで事務所になかなか押してもらえず早朝の子供向けのセーラームーンやってた位
もちろんピン売りできるコが一番大きいがグループに選ばれるだけでも凄いこと
初期からいる連中は川上や運営に素質実力を見込まれたから現在まで残ってる
あーりんやももかも増強要因で追加メンバーだからな
ももクロは偶然出来上がったわけじゃない
誰でもやってきてることと簡単に言えるけど、人前で悔し涙や嬉し涙を流すほど真剣にそれをやれる人は少ないわな。
泣き虫な強い奴なんてのがいてもいいんじゃないか、って心にくるわ。
アイドルは虚像。女優は演技。自分に酔える要素があるからこそ、自分に向き合うことができる。
「僕はアイドルが“最強”だと思うんです」
がそんな話なんだとしたら興味あるな。